【A1・B1】QL99-75(耐火仕様①:合成スラブ工業会仕様/床1H)
■ 許容積載荷重と許容スパン
床1時間耐火構造
注意事項・付帯条件(QLデッキ共通)
- スパンとは鉄骨梁の場合デッキプレートを支持する梁の中心間距離、鉄筋コンクリート梁の場合梁内法寸法をいう。
- 鉄骨梁でスパンが3.4mを超える場合は、合成スラブと梁とは頭付きスタッド(軸径16mm以上、ピッチ300mm以下)で結合する。
- 鉄骨梁の場合、梁との接合は頭付きスタッド、焼抜き栓溶接、または打込み鋲を用いる。
- 梁の耐火被覆:梁に1、2または3時間の耐火性能が要求される場合は、それらに応じ耐火被覆を施す。(本認定仕様外)
- 連続支持合成スラブの場合、デッキプレートは2スパン以上にわたって連続的に小梁等によって、ほぼ等間隔(スパンの比3:2程度)に支持されるものとする。(耐火仕様①)
■ 条件と仕様
- □支持梁は鉄骨梁
- 溶接金網または異形鉄筋 ❶φ6-150×150 ❷φ6-100×100 ❸D10-200×200
- 許容積載荷重は、床にかかる全荷重(仕上げ荷重も含む)から床荷重(デッキプレート+コンクリート+鉄筋)を差し引いた値を示す。
- 耐火仕様のコンクリート強度は別途耐火認定をご確認ください。
- 本システムでは、コンクリート種別および設計スパンの入力条件で分類したのち、その他の条件が認定内容に適合しているか判定しています。
■ スラブ断面図
単純支持合成スラブ
連続支持合成スラブ
※デッキプレートの板厚は、上表の「条件と仕様」を参照ください。